小さいレンズが好きっていう話。D800を使っていた頃に、SIGMAのARTラインが発売されて、その画質に驚き躊躇なくそっち側に行ってしまったという話は書きました。けどもD800購入時は実は小さいレンズ使ってたんです。D800の前は同じNikonのD90というAPS-C機を使ってました。18-105mmのレンズが付いたキットでの購入でしたが、最終的にはコシナVoigtlanderとして出てたULTRON 40mm F2 SLII AsphericalとNOKTON 58mm F1.4 SLII Nに行き着いたんですね。Nikon Fマウント版のMFレンズです。で、D800に買い換えた時にその2本はそのまま留任させ、追加としてCOLOR-SKOPAR 20mm F3.5 SLII Nを買ったんです。つまりD800購入時は小さなレンズだったんです。
その後Nikkorも何本か買いましたが、その中で出てきたのがSIGMA ARTラインの35mm F1.4。これにはびっくりでしたね。これはまた別の話になりますが、SIGMAにはDP2というカメラを使ったことですでにある意味信者化していたワケで、もうこれは買うしかないっていう状況でした。実際使ってみると本当に凄い描写。そうなるともうSIGMA化が止まらなくなり、その後に出た50mm F1.4とかにも行っちゃうわけです。そんなこんなでSIGMA ARTとD800で高画質スナップを楽しんでいたんですが、これがジワジワ手に来るんですよ、そのヘビーさが。何しろ一日中2kg近いカメラをワシ掴みにしてる訳ですからね。太めのストラップに変えたり、グリップストラップを買ったりして対処してたんですが、やっぱし重い。
ちょうどその頃、初のフルサイズミラーレスだったα7の値段が発売から10ヶ月を過ぎていい感じになってきていて、手持ちのD800とレンズを下取りすると、差額なし、というよりもややお釣りが出る形でシステムの移行が可能だったので、一気にα7とコシナVoigtlanderのシステムに変更したっていう流れでした。
でも今、改めてD800とSIGMA ARTの画像を現像し直したりしてると、やっぱりすごいカメラとレンズだったよなぁってのはひしひしと感じますね。いいカメラとレンズでした本当に。
Nikon D800・SIGMA ART 50mm F1.4 DG HSM
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