単焦点と超広角と望遠と

今使っているレンズはほぼ全て単焦点レンズです。というか元々レンジファインダー用のレンズばかり使ってますからズームレンズってのはあり得ないわけですけどね。所有している唯一のズームレンズはサブカメラで使ってるGM5にキットで付いてきた12-32mm(換算24-64mm)だけ。でもほとんど出番はありません。


ズームレンズって視点が定まらない感じがして使いにくく感じます。これはたぶん、ズームレンズが使いこなせないってことなんだろうと思います。旅行ならズームでしょ、っていう話はよく聞きますが、旅先でズームが欲しいなぁと思ったことは無いかなー。ずっと単焦点レンズを使っているせいか、写せないものがあるのならそれはしょうがないよね、って体になっちゃってるみたいです。旅行=スナップ撮影になっちゃうので、旅の思い出をくまなく収めなきゃ、という意識もないですしね。


普段スナップ撮影に出かける時は、手持ちの28mm、35mm、50mmの中からその日使おうと決めたレンズを付け、レンズ交換はまずしません。これはズームを使わない理由と同じで、その日の視点を定めるためです。で、以前はα7、α7M2用にコシナVMのSUPER WIDE-HELIAR 15mmを使用していたんですが、超広角だけは途中で35mmとかに変えたいなーなんて思うことがよくあり、ちょうどLAOWAからマイクロフォーサーズ用の7.5mmが出たタイミングで「超広角はサブ機に任せよう」という意図から買い換えました。


GM5とLAOWA 7.5mmの組み合わせはとても小さいので、バッグの片隅に納めることができ、いつでもサッと取り出せるのでレンズ交換の手間もなく効率的に使えてます。換算15mmという画角は街の雰囲気なんかをまるっと収めつつも印象的な絵作りができるので気に入ってます。気づいたら7.5mmばかりで撮ってたりするくらい。そういった意味では新興レンズメーカーであるLAOWAが7.5mmなんていう焦点距離ながら魚眼では無いレンズを出してくれたのは朗報でしたね。


望遠側はそのうちM4/3で中望遠レンズなんかはひょっとしたら買うかもしれません、というか以前は持っていたんですよね、でもなぜか手放しちゃう。使ったら面白いのはわかってるんです。Nikonで使ってた85mm f/1.8Gとかマイクロフォーサーズで使ってたPanasonicの42.5mm F1.7とか。それどころかOLYMPUSを買った時にキットで付いてきた、テレ端が換算300mmでのスナップなんかは相当面白かったんですけどね。けどどうしても出番が減ってきちゃいます。なので現状はどうしても望遠域を使いたい場合は35mmや50mmのレンズをアダプター経由でGM5に付ければいい、ということにしています。


まぁでもやっぱ自分は28~50mmが一番使いやすいかなー。LAOWAよりもうんと安い七工匠やKAMLANなんていう面白そうなレンズも出てきたので、望遠域の単焦点はそのあたりのレンズを近々試してみようかなーなんて思ってはおります。


Panasonic GM5・LAOWA 7.5mm F2 MFT

Grafica.tokyo blog

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